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早期英語教育は本当に必要なのか!?

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わたしが住んでいる県では、

高校入試の際、英検の取得級に応じて点数が加算されます。

www.fukuishimbun.co.jp

この制度が導入されたときは、保護者大パニック!

中学生のみならず、小学生の保護者も、いかにして早くから英語教育に取り組み、英検取得させるべきかと必死になっていました。

 

だって、入試の際、英検を取得していれば、点数が加算されるんですよ!?

1点差、2点差でも落ちてしまう入試の世界。

少しでも加算させてあげたいというのが親心。

その頃のママ友トークは

「英検取るにはあの学習塾がいいよ!」など、そんな話題で持ち切りでした。

 

でも、わたしはひとり静観…。

以前から、英語の早期教育は必要ないと考えていたからです。

 

でもこれは賛否両論ある問題。

そこで今日は改めて、早期英語教育について考えてみたいと思います。

【目次】

 

早期英語教育は本当に必要なのか?

以下、わたしの経験に基づき、個人の主観で話をすすめていますので、ご了承ください。

受験英語は大人になってから役に立たない

わたしは1978年生まれなので、まさに「受験英語」を詰め込んできた世代です。

中学生の時には英検3級を取得(校内で一斉受験)。

高校生になると「受験英語」一色で、とにかく文法、英単語を教え込まれる毎日。

大学生になると英語を押し付けられることはなくなったので、全く英語に関わらず、海外留学等に行くこともなく、外国の人と接することもなく卒業。

 

そんなわたしが社会人になり、

仕事で、海外との貿易業務を行う場面がありました。書面作成だけでなく、海外のお客さまとの会話も必要な仕事でした。

さて、結果はどうだったでしょうか。

ご察しのとおり、わたしの受験英語は全く役に立ちませんでした。

ネットや英語のできる友人に頼って、なんとかその仕事を切り抜けることができたという始末です。

 

わたしは英検取得のための勉強は「受験英語」だと思っています。

大人になってから何の役にも立たない。

 

最初に紹介した高校入試の際英検の取得級で加点するの記事の中で、

県教委の担当者は「全県的に英語教育に力を入れ、グローバル化した社会に対応できる人材を育てていきたい」と話す。

とありますが、英検取得を促進し、いくら早期から、受験英語を詰め込んだところで、グローバル化社会に対応できる人材は育たないのです。

よっぽど、県が助成金を出して、海外留学を促進したほうがグローバル人材が育ちます。

 

親から無理強いされた英語は身につかない

早期英語教育をはじめるとき、そのほとんどが、親の意思ではじめます。

小さい子どもが自ら英語を学びたいと言うケースは稀です。

 

皆さんも経験があると思いますが、親から無理強いされて、やらされたものは好きになりにくい。

これは英語だけに限りませんが、

「自分からやりたい」と思ってやりはじめるからこそ、それが実についていくものだと思うのです。

 

「高校入試で有利になるから」「英検を取得させたいから」と親の意思で、学習塾に通わせても「受験英語」を詰め込むだけです。

自らが行きたいと言い出しだときに、親としてそれを応援してあげるという体制をとったほうが、英語を身につける早道だと思います。

 

将来、英語翻訳は機械がやってくれる!?

わたしが英語の文章を読む場合、ネットで簡単に翻訳することができるので、さほど困ることがありません。

困るのはやはり外国人の人と直接会話する時です。わたしの発音では、レストランのオーダーひとつ通らないのが現状です。

 

でも、これは現在の話。

わたしたちの子どもが大人になる頃は更に技術が発展し、AIが翻訳をしてくれるのが当たり前な時代がくるかもしれません。

 

そうなると未来では英語の勉強をする必要がないのではないか!?

そこまで極端なことにはならないと思いますが、確実に文法や英単語なんて覚えなくてもいい時代が必ずきます。

 

だから「英検をとるために」小学生のうちから、学習塾に通わせて、たとえば、早期に英検の上位級を取得できたとします。でもそれが、将来の日常生活に本当に必要なものなのでしょうか?

英検を取得しているからといって外国人と会話ができる人は見たことがありません。

 

必要な英語教育とは!?

では、将来役に立つ「英語教育」とはどのようなものでしょうか?

わたしなりに結論を出してみたいと思います。

英語がすきになる教育を

早期英語教育をはじめることによって、英語が嫌いになってしまっては意味がありません。

  • 外国人の先生と話ができる
  • 音楽に合わせて学ぶことができる

など、小さい子どもにとって、英語って楽しいな、すきだなと思える場所を提供するのがよいと思います。

 

はじめるタイミングは、子ども自らが「英語を学びたい」と思った時にやらせるのが一番だと思います。将来必要だからと、親が勝手に決めつけてレールをしいてしまうと英語をきらいになってしまう恐れがあります。

 

事実、中学の時から「受験英語」を詰め込まれたわたしは英語がきらいです。

だから、正直、我が県の「高校入試に英検取得者を有利にする」やり方には疑問を抱いています。時代遅れのおじさんが安易に考えたやり方なのかなと思います。

英検取得を煽って、受験英語を詰め込んでも、わたしと同じような将来英語を使えない人間を増やすだけです。

 

将来、外国人とコミュニケーションがとれる教育を

将来、技術が進歩し、AIが翻訳してくれ、外国人とのコミュニケーションも安易にとれる時代がやってくるかもしれません。

でも、やはり、人間同士のコミュニケーションは必要不可欠。

それがなくなることは決してないと思います。

 

だから子どもたちには、英語だけにとらわれず、色々な言語を学び外国人と対話できる語学力を身に着けていってほしいです。

 

そのために、もし早期英語教育をするのなら、

外国人教師との対話を重視したものが、実のある教育です。

 

「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」の著者・香取貴信さんの講演をお聞きしたときに印象的なエピソードがあります。

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香取さんは、ディズニーランドのキャストとして働いているとき、

英会話を早期に習得したくて、毎日外国人キャストの元に通い、

コミュニケーションをとっていくことで、それを実現しました。

ディズニーランドでは、白雪姫役やら、シンデレラ役やら、外国人のキャストの方がたくさんいますよね?その方たちと積極的に会話することによって、早期に英会話を習得されたのです。

やはり、外国人と接することが英会話習得の早道!しかも、外国に行くことなく日本で習得することだって可能!

 

海外留学が一番ですが、そんなお金もない方は、外国人が多くいるところにわざと出向いていくのもひとつの手段です。

英語で観光ガイドのボランティアをしている小学生の子がいますけど、ほんと賢いやり方ですよね!?

海外留学しなくても、学習塾に通わなくても、英語がペラペラ。

外国人観光客がいるところに、出向いていって、外国人の人と接することによって自然と英語が身についていく。それを自らボランティアでやっているなんて、本当に素晴らしい。きっと英語がだいすきなんでしょうね。

 

2020年の東京オリンピックを見据え、ますます外国人観光客が増えていきます。

そうした中、もっと子どもたちが外国人と接することができる場所が増え、外国人とのコミュニケーション能力に優れた子どもが多くなれば、日本の未来も明るくなると思います。

せっかく外国人観光客が増えるのだから、子どもたちの教育の場に活用してほしい!

 

まとめ

将来役に立つ英語を身に着けるためには、

  • 英語をすきになる。
  • 外国人と積極的にコミュニケーションをとっていく。

この2点が重要だとわたしは考えます。

そのために、親として何ができるかを考えて、子どもの英語教育に向き合っていきたいと思います。

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