シングルマザーでも大丈夫!?本格的にピアノを習うといくらかかるの?
わたしの書いた記事の中で、意外にも一番読まれている記事は、
娘の「ピアノコンクール」について書いた記事です。
「ピアノ」・「コンクール」と言えば、“良いところの御嬢さんがやるもの”というイメージですが、我が家は母子家庭。
一般的なご家庭より経済力はありませんが、娘のピアノコンクール出場も今年で3回目になります。
本格的にピアノを習っていますが、今のところ家計を圧迫している様子はありません。
今回は、本格的に「ピアノ」を習うといくらかかるの?という疑問を解消したいと思います。
【目次】
習い事「ピアノ」の費用内訳
ピアノの購入費用
ピアノを習う際、一番必要なものがあります。
そう、それはズバリ楽器!「ピアノ」です。
わたしの娘は小学1年生の時に自ら「ピアノを習いたい」と言い出したので、習わせることにしましたが、もちろん我が家にピアノはありませんでした。長続きするかもわからなかったので、ピアノを購入するのにはとても躊躇しました。
そこで、知り合いから電子ピアノを貸していただき、2年くらいその状態でピアノを習わせていました。
なので、当初の初期投資は0円。
でも本格的にピアノを習うにつれて、例えばピアノコンクールに出場しはじめると、講師の先生から、
「電子ピアノではなく、きちんとしたピアノを購入してください」
と促されます。
それでも娘は電子ピアノで2回コンクールに出場しましたが、さすがに限界を感じ、去年思い切ってアップライトのピアノを購入しました。
中古のアップライトのピアノでしたが、費用は20万円!!!
中でも一番安いのを選んで20万円です…。相場的には中古のアップライトのピアノは平均30万円くらいでした。
上を見ればキリがないよ~!
ということで、初期投資(我が家の場合習い始めて2年後…)はピアノの購入で20万円かかりました。
レッスン料
娘が習っているピアノ教室の月々のレッスン料は、
はじめ6,500円
バイエルレベル7,000円
ブルグミュラーレベル7,500円
という風にレベルに応じて金額があがっていきます。
娘は現在小学4年生で、今年の秋で習い始めて3年経っていますが、
現在教本がブルグミュラーになったので、現在のレッスン料は月7,500円です。
グレード試験料(資格試験料)
娘の習っているピアノ教室ではピアノの技量を判定する「グレード試験」というものがあります。
大手のヤマハさんでも同じような試験があります。
その音楽教室のみで通用する資格なので、わたしは「必要ないかな…」と思い娘には受けさせていませんが、同じ教室で習っているお友達はほとんどの子がこのグレード試験を受けています。講師の先生から促されるからです。
ただ、断ってもその後の待遇に影響することはありませんのでご安心を。
もし受ける場合は費用が要ります。
娘の教室の場合
初級コース 6,000円~
中級コース 7,000円~
上級コース 8,000円~
という費用体系です。
コンクール・発表会 参加費用
うちの娘は年に1回、ピアノコンクールと音楽教室主催の発表会に参加していますが、いずれも、参加費がかかります。
- コンクール予選10,000円
- コンクールファイナル18,000円
- 発表会10,000円
いずれも写真や記念品込みですが、費用のほどんどは会場費に使われてるようです。
今年度我が家はコンクールのファイナルへは進めなかったので、コンクール・発表会の出場費用としては20,000円かかりました。
衣装代
発表会やコンクールに出る場合、普段着では出られません。
ある程度の正装が必要になります。
我が家の場合、大き目サイズを買って2年くらい着るようにしていますが、毎年購入される方がほとんどです。
- ドレス代 3,000円~15,000円
- 靴 3,000円~8,000円
- 靴下 1,000円
我が家の場合、最小限の金額しかかけていないので、衣装代としては年間約5,000円かかっています。
調律代
ピアノを維持していく上で、年に1度調律費用がかかります。
我が家は音楽教室の経営している楽器店にお願いしてあり、乾燥剤や防虫剤込みで約15,000円かかります。
まとめ
初期投資・年間費用 総額
【ボルボママ家の習い事「ピアノ」にかける総額】
初期投資・・・20万円(ピアノ)
年間費用・・・13万円(レッスン代・コンクール出場代・発表会出場代・衣装代・調律代)
初期投資を省くとだいたい月1万円。他の習い事に比べて安くはありませんが、驚くほど高くもありません。
我が家は片親。経済的にも裕福ではありませんので、この金額は最低限だと考えてください。
同じ音楽教室で、コンクールに出場されている周りの方々は、
まず高級なピアノを所有しており、グランドピアノは当たり前。アップライトの方でも50万円以上のピアノです。
衣装も毎年豪華。曲に合わせてイメージの色のドレスを着ています。みなさん素敵!
もちろんコンクールや発表会当日の髪型はきちんと美容室でセットされています。娘の場合はポニーテールにシュシュをつけて終わり(笑)
本格的にピアノを習う上で思うこと
母子家庭の娘が、毎年ピアノコンクールに出場し、衣装や髪型で外見の差を感じることはありますが、ピアノの技術はかけるお金には決して比例しません。
いくら素晴らしい道具を集めても、それを眺めているだけでは意味がない。
ほんとうにそのとおり!
ピアノは練習あるのみです。
娘の場合、1日練習をさぼると、技術が3日くらい後退します。
だから毎日10分でもいいので練習時間を確保できるように心がけています。
我が家のように必要最低限の金額でも、娘は楽しくピアノをやっています!ご参考になれば幸いです。