アンチ医療保険だったわたしが保険のセールスマンになりました。
わたしは、アンチ医療保険の人間で、
ずっと医療保険には加入していませんでした。
こちらを語る前に、「医療保険」について解説をします!
まず保険は、
公的な保険(強制加入)と民間の保険(任意加入)にわかれています。
民間の保険(任意保険)は次の3つに分類されます。
「医療保険」は民間の保険の第三分野に分類され、急な病気やケガをした場合に備えるための保険です。日本の世帯の約9割が加入している医療保険。ものすごいシェアですね。
でも、わたしは「医療保険」をかけることに抵抗を持っていて、かける必要はないとずっと思っていました。
【目次】
なぜ「医療保険」は必要ないのか!?
毎月「医療保険」を5,000円かけていたとします。
20歳~80歳の間60年間かけた場合、総額360万円。
そのうち、病気やケガで給付を受ける金額はいくらでしょう?
入院日額10,000円かけていたとしたら、360日入院しないと元はとれません。
「保険は元をとるものではない!」「いざという時のために備えるものだ!」
と反論されそうですが…。
わたしは、するかしないかもわからない万が一の長期入院のために毎月5,000円かけるよりも、それを貯蓄したり、投資にまわした方が価値があるのではないかと思っています。
これが「医療保険」に加入しない理由です。
医療費は、公的な健康保険制度でなんとかなる!
「高額療養費」という制度が、公的な健康保険にはあります。
この制度は、支払う1か月の医療費が上限を超えた場合、それを健康保険組合で負担してくれる、という制度です。
1か月の医療費の上限は年齢・収入にもよりますが、約8万円前後。
病院での食事代諸々を入れても月10万円前後。
「いざという時の入院」
「月10万円」
2~3か月だったらなんとか負担できるよなぁ…。
そんな、いざという時の10万円を補てんするために「医療保険」をかける。
なんだかすごくもったいない。
その代りに必要性を感じているのは「がん保険」です。
なぜ「がん保険」は必要なのか!?
その答えは簡単です。
がんの治療は長期化するからです。
このサイトでもあるように、がん保険の老舗・アフラックの調べによるとがんになった方の平均自己負担額は年間約100万円。
しかも、がんの場合、それが1度きりとは限りません。
わたしの友人で、8年前にがんになった方がいますが、その方はいまだに通院されていて毎月10万円程度薬代を支払っています。
毎月10万円を、8年以上…。想像しただけでもおそろしい。
このように、がんになった場合治療が長期化し、自己負担額も増えていきます。
また健康保険がきかない治療(高度先進医療)や薬などもあり、自己負担額が年間300万円以上という事例も聞きます。
さすがに、長期的にその金額は支払えません。
なのでわたしは「医療保険」には加入していませんが「がん保険」には加入しています。
そんなわたしが保険のセールスマンになりました!
そんなアンチ「医療保険」のわたしが、今年の3月に人事異動で医療保険を扱う部署に異動し、保険のセールスマンになりました。
「医療保険」もお客様に売り込まなくてはなりません。
辛いしごとです。
「医療保険」を売るようになって、少し医療保険に対する考え方も変わりつつあるのでそこも今後ブログで紹介していこうと思っています。
ただ、やはり依然として「がん保険」は必要だということが、保険のセールスマンをやっていてつくづく思いました。
一言に「がん保険」といってもいろいろな種類があります。
今後「がん保険」についても紹介していこうと思っています。