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3人の石切工の考え方に学ぶ。ワークライフバランスからライフワークバランスへシフトしよう!

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3人の石切り工の昔話がある。

彼らは何をしているのかと聞かれたとき、第一の男は、「これで暮らしを立てているのさ」と答えた。第二の男は、つちで打つ手を休めず、「国中でいちばん上手な石切りの仕事をしているのさ」と答えた。第三の男は、その目を輝かせ夢見心地で空を見あげながら「大寺院をつくっているのさ」と答えた。

ドラッカー「マネジメント」より

マネジメントに関する世界的な権威者であるドラッカーが「仕事を通して得られる価値」を説明するために引用していた、昔話です。

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第一の男にとって仕事とは「お金」

第二の男にとって仕事とは「誇り」

第三の男にとって仕事とは「夢」

3人は同じ作業をしているのに、こうも考え方が違うことに驚きます。

 

今日は、3人の石切工の考え方の違いから、自分の仕事について考えていきたいと思います。

【目次】

 

仕事に対する価値観は3つに分類される 

実際、働く人の考え方も、この3人のように大きく分類されています。

  • 第一の男と同じようにプライベートや趣味を充実させて、仕事をお金をもらうためのツールでしか考えていない人々。
  • 第二の男のように、自分の仕事に誇りを持っていて、自分にしか出来ないからと、休みもろくに取らずに仕事に没頭する人々。
  • 第三の男のように、仕事を自らの夢(理想)だと考えている人々。このタイプの人は、仕事内容が自分の理想とかけ離れていくと、会社を辞めてしまう傾向にあります。

 (注:もちろん、この考えに該当しない人たちもいます)

ミレニアル君も

自分の成し得た仕事によって、世の中の人が幸せになってくれたらいいよね。

とよく言います。人々が幸せになるような仕事をする、という明確なビジョンをきちんと持って仕事をしています。第三の男の考え方にものすごく近いですね!

 

わたしの場合、今の仕事でとくに夢があるわけでもなく、自分のスキルに誇りを持っているわけでもなく、思いっきり第一の男と同じ考え方。生活をするためだけに仕事をしているなぁ…。

 

さきほどの3人の石切工の話に戻りますが、どのタイプの人がより多く集まると、良いモノができるのでしょうか?

第一の男のような人ばかりでは、良いモノが作れないことは明確です。やはり第二の男のように自分の仕事に誇りを持っていて、第三の男のようにビジョンが明確な人々が集まる会社では、良いモノが生まれるのだと思います。

 

経営者のビジョンに対して、従業員が同じ方向を向いている。

これが伸びる企業に共通している事ではないでしょうか。

 

「ワークライフバランス」から「ライフワークバランス」へ 

近年「ワークライフバランス」を、国が推進する傾向にありましたが、

実はわたしはこれに反する気持ちをもっています。

ライフを充実させるために「もっと余暇を楽しんでいいんだよ」と国や企業が推進するあまり、仕事に対する「誇り」や「夢」が薄れていったのではないでしょうか。

最近はプライベート重視の人ばかり。まさに「ライフ・ライフ・バランス」です。

ワークライフバランスとは仕事とプライベートを同列に並べている。けれど、そもそも仕事はライフスタイルの一部なんだから、並べること自体がおかしいんだよ。

た・・・たしかに!仕事は生活の中の一部だ!!!

 【従来のワークライフバランスの考え方】

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【ライフワークバランスの考え方】

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仕事はライフ(人生)の一部なのです。それを並べて考えようとするから話が難しくなるのです。人生を豊かにすることで、その一部である仕事も充実してきます。

「ワークライフバランス」ではなく「ライフワークバランス」なのです!人生の充実が先に来ないとワークも充実しません!

 

理想の自分があって、そのために色んなことに挑戦していく。仕事とプライベートの境界線もない。そんな仕事ができたら楽しくて仕方がないはず(°▽°)

 

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仕事に対する価値観を変え、理想の自分になろう

わたしは文章を書くのがすきで、これを仕事にできたら最高だなぁと小さい頃から思っていました。

だから小説家になるのが夢だったのですが、結局は大人になってみると普通のサラリーマン…。

理想の自分とは、かけ離れています。

夢を実現するため、働きながら、プライベートの時間で小説を書いていましたが、なかなか最後まで書き上げることができず、途中で挫折…。

これの繰り返し。

仕事や育児で時間がないことを言い訳にして夢を諦めていました。

 

そんなわたしが、今ブログに出会いました。

もし、ブログを書くことを仕事にできたら、これは理想形にものすごく近い。

「ライフワークバランス」を実現できる仕事です。

そうしたら、石切工の第一の男のような「お金のためだけに仕事をしている」今の自分から脱却できるかもしれない。

第二の男のように自らの仕事に誇りを持ち、第三の男のように夢を持って仕事ができる。さらに自分の仕事によって誰かが幸せになってくれる。

こうなったら最高です。時間がかかるかもしれませんが、実現していきたいと思っています。

 

仕事に対する価値観が変われば企業の雰囲気もよくなる

企業にとっても同じことが言えます。

「ワークライフバランス」を推奨するあまり、仕事に対する「誇り」や「夢」が従業員から少しずつ消えていく…。

そうならないために「ライフワークバランス」へのシフトが重要になってきます。

たとえば副業を認めること。

一見、自社にとっては不利益のように見えますが、副業によって従業員がいきいきし、人生全体が潤えば、夢をもって仕事に取り組む従業員が増えていき、必ず業績は伸びます。

副業可の大手企業「ディーエヌエー」や「リクルート」などを見ても、業績は上がり調子。

「自分がやりたいことをやって人生が潤えば、普段の仕事のパフォーマンスも高くなる」

これがこれらの企業の考え方です。

 

石切工の第二の男(誇り)・第三の男(夢)の考え方を持った従業員の比率を増やしていくことができれば、きっと企業の雰囲気もよくなり業績も伸びていくはずです。

そのために、夢と誇りを持って仕事ができる環境づくりが、今の企業にとって必要なことなのではないでしょうか。