嫌われる女性管理職 その特徴から見えてくる嫌われない方法とは!?
ああはなりたくない…。
わたしの会社には、女性の管理職が何人かいますが、どの方を見てもとくに魅力を感じず、「あんな人になりたい!」と思える女性管理職はひとりもいません。うちの会社はメーカーなので女性管理職の数が男性に比べて圧倒的に少ないのも要因なのかもしれませんが、ほとんどの女性管理職が職場で浮いていたり、嫌われていたりします。
今回は、自分や後輩たちの意見をまとめて、「嫌われる女性管理職(女上司)」の特徴を探っていきたいと思います。
嫌われる女上司の特徴①
同性に厳しい
男性と女性で態度を変える人、このタイプの女上司が一番嫌われています。
男性部下に対してだけ声が変わる人、居ますよね!?どこからそんな声出すの?ってくらいの甘い声。「〇〇くぅーーーん」みたいな。
一方女性部下に対しては、面倒な仕事や雑用を押しつけまくる!「これ、お願い」と、さっぱりした声で、大量の自分がやりたくない仕事を押し付けてきます。
これでは、嫌われるのは当たり前です。
年下の女性に対して、敵対心を持ち、自分と仕事でライバルになりそうな人は徹底的に排除していく人も居ますよね…。
うちの会社の採用担当の女性管理職が、活発で優秀な女の子の評価をわざと悪くして、奥ゆかしくて、おとなしい女の子を好んで採用しているのを見ると、なんて見苦しいんだろうと思います。
会社としては優秀な人材を採用するのは当たり前なのに…。自分にとって脅威的なものは排除するという感情で人を評価してはいけません。
同性に対する嫉妬心。女性特有の特徴です。多くの場合この「嫉妬心」という感情が仕事の妨げになっている女性管理職が多いです。
嫌われる女上司の特徴②
ヒステリック・自分の体調で機嫌が変わる
ヒステリックな女上司って居ますよね!?
うちの会社にも居ます。「このハゲぇぇぇーーー!」で有名になった某女議員のように、とにかく怒鳴り散らす人。
そんな声を毎日、毎日聞いているとまわりの人も病んでいくんですよね。そしてだんだん皆が機嫌を伺うようになって…その女上司の機嫌によってその日の仕事が左右される…。そんな職場最悪です。
こんな人は男性からも嫌われているよね。こんな状態では、いい仕事ができるはずもない。
いつもイライラしていて、とくに体調が悪そうなときは、ヒステリック度も増すもんね~。
そんなヒステリックな女上司は、50代前後の人が多いのでもしかしたら「更年期障害」と関係しているのかもしれません。
自分の思い通りにいかないと、とにかく周りに怒鳴り散らす!こんな女上司は周りにも悪影響を及ぼします。現に潰れかけている後輩がいます…。
嫌われる女上司の特徴③
仕事を譲れない
仕事にはそれぞれ役割と責任があります。管理職の仕事・一般社員の仕事、同じではありません。なのに、管理職に昇格した女性に多いのですが、今まで自分がやっていた仕事を後輩に譲れない人がとても多い。いつまでも、一般社員だった頃と同じ仕事をやり続けます。「わたしにしかできないから!」などと理由をつけて自分の仕事を人に渡しません。
一例をあげると、先日会社で見かけた一コマ。
大切なお客様に対するお茶出しを、男性の部長が新人のA子さんに依頼しました。A子さんの女上司は、それに対して腹を立て、A子さんに「大切なお客様へのお茶出しは、わたしを通して!色々注意点があるからね」と、自ら、お茶出しをはじめてしまいました。
部長も、A子さんもその行動にとても困惑していました。
傍からみていたわたしは
あの人、後輩に仕事を譲れない人なんだろうな…。
自分が今までやっていたことが世代交代してしまう、これを嫌だと思うのは当たり前ですが、やはりそれは見苦しいことです。
嫌われる女上司の特徴④
生きがいは仕事だけ
早朝から、夜遅くまで仕事をして、休日もいつも会社に出勤。このようにとにかく働きまくっている女性管理職がいます。その方はとても優秀で、会社の中でも一目置かれる存在。でも、誰もその人に憧れている人はいません。嫌われてはいませんが、皆が口をそろえて「ああはなりたくないよね…。」と言っています。
女性は男性に比べて責任感が強いので、管理職に抜擢されると頑張りすぎてしまう人が多いように感じます。来る日も来る日も仕事。友達も彼氏もいない。うちの会社にはそんな状態が続き、うつ病になってしまった女性管理職もいます。
やはり生きがいが仕事だけ、という女性には魅力を感じません。
まとめ・好かれる女上司になるには!?
嫌われる女上司の特徴
- 同性に厳しい
- ヒステリック・自分の体調で機嫌が変わる
- 仕事を譲れない
- 生きがいは仕事だけ
女性管理職の方、これから管理職になる女性のみなさん。これが、一般女性が感じる嫌われる女上司の特徴です。自分に当てはまるものはありますか?
では、どうすれば嫌われなくなるのでしょう?
そのためには、嫌われる原因をひとつずつ潰していくのが得策です。
①同性に厳しい人
⇒性別で態度を変えるのをやめる。これは相当意識しないと難しいです。多くの女性の場合、無意識に男性にだけ優しくなっている場合が多いからです。男性によく思われたいと思うのは女として当然なので本能的にやってしまうのです。
でも好かれる上司になるためには、これを意識的に変えること。男性に対しても女性に対しても平等な振る舞いを心がけてください。
②ヒステリック・自分の体調で機嫌が変わる人
⇒自分の思い通りにいかないと、イライラしますよね!?体調が悪いと気分も最悪で、そんな時部下がヘマをすると怒鳴りたくなりますよね!?その気持ちはわかります。
でもそんなあなたの元で働いている部下の方たちは、もっと辛いのです。その気持ち理解するように心がけましょう。
もしかしたら「更年期障害」なのかも、と思う人は迷わず病院へ行ってください。更年期障害の症状は薬で緩和できるので、もしかしたらあなたのイライラも軽減されるかもしれません。
③仕事を譲れない人
⇒「この仕事を取られたら、わたしの価値が下がってしまう!」そう感じていませんか?そんなことは決してないので、安心して部下に仕事を譲りましょう。仕事には役割と責任があります。あなたが一般社員時代にやっていた仕事は、部下の仕事です。あなたは管理職になったので、マネジメントや、部下の管理、管理職としての役割を担っていくように心がけてください。
④生きがいは仕事だけの人
⇒管理職を任されたので、朝から晩まで仕事をしている人。もしかしたら人生、損をしているかもしれません!定年になったとき、生きがいが仕事だけだったら、素敵なセカンドライフが過ごせません!そんなに頑張りすぎなくてもいいのです。時にはまわりにヘルプを頼んで見ることも大切。そして、仕事以外の、人でも物でも趣味でも、生きがいを見つけられるよう努力をしましょう。
「嫌われる女上司の特徴から見えてくる、嫌われない方法」いかがだったでしょうか。
あなたにも当てはまるものあるよね。たとえば、嫉妬心とか、仕事譲れないとことか…!
ぎくっ…(世代交代を受け入れられない人)
こうやって、まとめてみると、自分にも当てはまるものいくつかありますネ~。人に不快感を与えるのはやっぱり嫌です。自分の行動も見つめ直し、悪いところはそれを改めて、いいチームでいい仕事ができるように心がけていきたいと思います!